― T.I. ―
― K.I. ―
私はこの道に入って35年以上になります。主な仕事は、毎月関与先企業を訪問し、試算表を確認して経営者に業績を報告することです。
その際、現状を一緒に確認し、このまま進めるべきか、別の方法を検討すべきかを話し合います。
他にも給与計算や建設業の申請業務など幅広く担当しています。
業務で心掛けているのは「正確さ」と「共に考える姿勢」です。
税法の理解を基盤としつつ、経営の方向性はあくまで経営者自身に決めてもらう。
そのために、私の役割は正確な情報を示し、考えるきっかけを提供することだと思っています。
仕事を続けながら税理士試験受験講座に通い続けた時期は大変でした。
経験不足で適切な提案ができなかった苦い思い出もあります。
だからこそ今は、先を予測しながら経営者と一緒に計画を立てていくことの大切さを実感しています。
やりがいを感じるのは、黒字決算を報告できたときや「岩田会計にお願いしてよかった」と言っていただけた瞬間です。
システムや知識を一つひとつ身につけるたびに成長を感じられ、まさに階段を登るようにやりがいが積み重なっていきます。
入所して13年以上になりますが、現在担当しているのは20社ほどで、巡回監査や決算・確定申告、給与計算に加え、社会保険や建設業許可などの申請業務も行っています。
お客さまの伝票内容を精査し、結果を正しくお伝えすることが基本業務です。
会計の数字はそのまま税金に直結するため、正確さを第一に心掛けています。
TKCシステムを活用すれば業務の精度も高まるので、しっかり使いこなすことが大切です。
経験が浅くても、お客さまの話を丁寧に聞き、事例を交えながらお伝えすることで信頼関係を築けます。会話の中からヒントを探す姿勢が大切だと感じています。
税法は常に改正があり、数字を間違えることが直接お客さまの損失につながるため、常に緊張感があります。
また、人見知りで初対面に苦手意識がありましたが、数字を通じてお客さまと打ち解けられるようになり、今では外回りの仕事も自然にこなせるようになりました。
お客さまから「助かった」と言っていただける瞬間が一番のやりがいです。
社会保険の手続きなど小さな支援でも感謝されると嬉しくなります。様々な業種の方と接することで視野が広がり、自分の知らなかった世界を学べるのも楽しみの一つです。
頼られる存在でいられることに誇りを持ち、自然体で仕事を楽しんでいます。